一般道路の後席シートベルト着用率は微増の36.4%シートベルトの必要性を訴える「後席シートベルトの安心力」を公開!

ニュースリリース

本部広報2017-62
2017年12月14日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は警察庁と合同で、10月1日(日)~10月10日(火)までの間、「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、その結果を公表しました。

全国881箇所で調査した結果によると、後部座席(以下、後席)でのシートベルト着用率は、一般道路で36.4%(前年比0.4ポイント増)、高速道路などで74.4%(前年比2.6ポイント増)と2002年の合同調査開始以来、ともに過去最高とはなりましたが、依然として後席での着用率は低いままです。

交通事故の際、後部座席でシートベルトをしていないと発生する3つの危険性

  • 1.車内の構造物(ピラーやシートなど)に激突し、自らが傷害を負う危険性
  • 2.ドライバーから車外に放出される危険性

※衝突テスト(JAFユーザーテスト)の映像はJAFホームページから
http://movie.jaf.or.jp/details/188.html

ユーザーテスト

シートベルト非着用の後席ダミーがシートごと運転席ダミーを押しつぶした
※後席ダミーは運転席側でシートベルト非着用、助手席側でシートベルト着用

運転席の着用率は一般道路では98.6%(前年比0.1ポイント増)、高速道路などでは99.5%(前年同)、助手席においてもそれぞれ90%を超える結果となりました。

しかし、後部座席は他の座席と比べ、依然として着用率が大幅に低く、また、一般道路と高速道路などでは着用率に約2倍の差があるなど、一般道路の着用率の低さが際立つ結果となり、特に一般道路での後部座席シートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことを示す結果となりました。

2008年に後席でのシートベルト着用が義務化されてから9年たちますが、調査結果のとおり、前席(運転席、助手席)と後席でのシートベルト着用率の差は大きく開いています。

この低迷する後席シートベルト着用率の結果を受けて、JAFでは「いのちをつなぐ一本がある」をテーマに、後席シートベルトサイトのリニューアルを行い、本日から公開しました。

サイト内では、現在の着用状況をはじめ、後席でシートベルトを着用しない理由などの現状を受けて、正しい着用方法やスムーズにシートベルトが着用できる豆知識、着用しない場合の危険性などについて、動画や写真での解説を通して啓発しています。シートベルト非着用時の危険と、着用の必要性をわかりやすく知っていただくサイトになっています。

「後席シートベルトの安心力」TOPページ(左)/「後席シートベルトの安心力」ページ内一部(右)

JAFでは乗員の安全を確保するため、後部座席同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう、全席シートベルトの着用、ならびにチャイルドシートの使用について、今後もさまざまな啓発活動を続けていきます。

添付資料:シートベルト着用状況全国調査結果2017年

「シートベルト着用状況全国調査(2017年)」の詳細報告書(PDFファイル)のダウンロードはこちらから

http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/data/driver2017.htm

参考ページ:いのちをつなぐ一本がある 後席シートベルトの安心力

http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/rearseat/index.htm