強風時のドア開けに注意!ドアを手で押さえられるか、隣の車への加害性を検証しました!

ニュースリリース

本部広報2017-26
2017年07月14日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は、台風シーズンを前に、強風時のドア開けの危険性について検証を行い、その結果を7月14日(金)よりホームページに公開しました。

車から降りる際、強風時はドアが風にあおられて勢いよく開いてしまい、隣の車を傷つけてしまう可能性があります。

今回の実験では、大型送風機(風速は20m/s・30m/s・40m/sの3パターン)で強風を再現し、2つのテスト(①各風速でドアを押さえられるか、②風速別での隣の車への加害性)を実施しました。

強風時のドア開けに注意(イメージ)(左)/送風機の種類(風速20m/s・30m/s・40m/s)(右)

テスト1:各風速でドアを押さえられるか(モニター※1によるドア開け)

風速40m/sのテスト(上:6歳男児、下:20代女性)

隣に駐車した車の位置にパイロンを置いて、モニター※1がドアを開けた際にパイロンの手前でドアを押さえられるのか検証しました。結果は下表のとおりで、子供は2人とも風速20m/sでもドアを押さえることができませんでした。大人2人は風速20m/sではドアを押さえることができたものの、風速30m/sでは男性が押さえきれず、風速40m/sになると2人ともドアを押さえられませんでした。
※1 モニターは子供2人、大人2人(男女)の計4人。

テスト1の結果表
テスト1の結果表※個人差があります。

テスト2:風速別での隣の車への加害性(強風であおられたドアによる隣車※2へのダメージ)

強風であおられたドアが隣の車にぶつかった時のダメージ(凹みや傷)を、風速別に検証しました。結果は下写真のとおりで、風速があがるほどそのダメージは大きくなり、凹みや傷がかなり目立ちました。
※2車はコンパクトカーとセダンタイプを使用。

セダンがコンパクトカーにぶつかった場合(イメージ)風速別の凹みや傷(コンパクトカーの左後部ドア)

実験結果からわかるとおり、大人でも急に開くドアを押さえることは難しいため、台風シーズンはもちろん、大気の不安定な時期は突風にも備えて、両手でしっかりドアを押さえながら慎重に開けるようにしましょう。

また、子供は勢いよく開くドアにつられて、車から転落する危険性もありますので、強風時は子供にドアを開けさせず、大人が外からドアを開けて安全に降ろすことも大切です。

なお、実際の突風や台風による強風はさらに強いエネルギーを持っており、周囲に車や障害物がなくても、ドアが開ききってヒンジ(ドアを開閉させる部品)が壊れることもあるので注意しましょう。

両手でドア端とドアノブを押さえながら少しずつ開ける(左)/チャイルドロックを使って、子供は大人が外から降ろしましょう(右)
■テスト結果:JAFユーザーテスト(強風時のドア開けに注意!)
・[動画編] 強風時のドア開け
URL:https://www.youtube.com/watch?v=lYWCPSHt_90
・[資料編] 強風時のドア開け
URL:http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/doorandwind/detail1.htm
▼参考 風の強さと吹き方(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.html