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[A] 駐車して電源ポジションをOFFにした状態で救援を待ちましょう。

- 駆動用バッテリーが完全になくなる前に、安全な場所に停車させる。
- 救援待ちの間は電源をオフにし、補器類用のバッテリーあがりを防ぐ。
- バッテリー残量警告灯や出力制限表示灯が点く前に、速やかに充電。
EV(電気自動車)の駆動用バッテリーの残量がなくなる(走行可能距離がゼロになる)と走行できなくなります。これがいわゆる、ガス欠ならぬ「電欠」の状態です。バッテリー残量がなくなってしまうと車両に搭載されている駆動用モーターの力で動かすことは一切できなくなりますので、駆動用バッテリーが完全になくなってしまう前に安全な場所に停車させましょう。もし、安全な場所に移動する前に走行できなくなったときは、車両を手で押して移動させます。このときシフトポジションがNレンジであることを確認してください。なかなか動きださない場合は、タイヤのトレッド面(地面との接地面)を直接手で回転させることで動きだしの勢いがつく場合があります。
救援を待つ間は、電源ポジションをOFFにしてください。アクセサリーやONのままにしておくと補器類用の12Vバッテリーがあがってしまい、救援による充電が行われたとしても、システムの起動ができなくなり、走行不能のままになってしまいます。
駆動用バッテリーの残量が少なくなるとバッテリーの残量警告灯が点灯します。その後、充電せずに走行していると「出力制限表示灯」などが点灯し自動的に走行性能を低下させますので、その前に、速やかに充電するように心がけましょう。なお、具体的な対処法については車種ごとの取扱説明書を参照するようにしてください。
2013年02月現在