
[A]クルマに求める条件や、予算を明確にしましょう。

- 必要な乗車人数や主な使用用途を検討し、ボディサイズや燃費などのスペックを調べる。
- 諸経費を含めた総予算を算出し、ローンなら頭金や月々の支払額も確認。
- 実車確認時には、試乗して無理なく運転できるか確認を。

クルマにはたくさんの車種があり、一車種の中にも色々なグレードが用意されていることがほとんどです。ですから、どんなクルマがいいのか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、まずどんなジャンルのクルマにするか検討してみましょう。多人数で使うならミニバン、経済性や取り回しのよさを優先するならコンパクトカーという具合に、乗車人数や使用目的で整理すると、希望のクルマを明確にしやすくなります。さらにボディサイズや燃費といったスペックもチェックしておきましょう。無理なく維持できるかも大切なポイントです。
次に、自分がどれぐらいまでなら無理なく購入できるのか、予算を明確にするとよいでしょう。この時、クルマの車両本体価格だけではなく、ナンバー登録のための経費や納車のために必要な車検代、税金などさまざまな諸経費が掛かりますので、トータルでの支払額で考える必要があります。このため、販売店で見積もりを出してもらうとよいでしょう。また、ローンを組む場合、頭金や月々の支払額も確認しておきましょう。
さまざまな条件をクリアし、自分に合いそうなクルマが見つかったら、ディーラーや販売店に足を運んでできるだけ実車を確認しましょう。この際、グレードや装備の差をしっかりと把握することが大切です。特に先進の安全装備は、後から装着することができないものが多数あります。一方で、クルマの購入後でも装着可能なオプション装備もあるので、不明な点は販売店で聞いてみましょう。
また、試乗車が用意されている場合は、実際に運転してみることをおすすめします。コンパクトカーでも見切りが悪いと感じたり、大きそうに思えたミニバンでも思いのほか運転がしやすいといった発見があるかもしれません。さらに、条件が許せば車庫に入れることができるか試してみるのもいいでしょう。実際のクルマで試すことで、スペックでは車庫に入る大きさだったにも関わらず、そこに行くまでの道幅が思いの外狭かった、といったことに気付けるからです。
2022年03月現在