[Q]夏などに高温になる車内温度を最も素早く下げる方法は?

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[A]窓を開けてエアコンを外気導入にして走行、車内の空気が冷えてきたら内気循環にして走行する。

  • 窓を開けてエアコンを外気導入にして走行してから内気循環にして走行する。
  • 短時間で温度を大きく下げられると、エアコンの使用も抑えられ燃費も改善する。
  • 直射日光が当たっていた部分は高温になるため、特に金属部分にはすぐに触らない。

エアコン+走行が効果的

外気温が高くなる初夏から盛夏の季節に直射日光が当たる場所に駐車しておくと短時間でも車内が高温になります。JAFが行ったテスト※1では、「エアコン+走行」が車内温度を下げるのに最も効果的で、車内温度が55℃だったものが約5分間で28℃に下がりました。

夏以外でも熱中症は引き起こされる

一方、車体に水をかける、冷却スプレーをシートにかける、ドアを開閉するなど、インターネットなどでは車内温度を下げるさまざまな方法があげられています。しかし、JAFが行ったテスト※1では、いずれも車内温度を大きく下げる効果は期待できない結果でした。
また、夏以外でも熱中症による事故※2が起きています。 JAFのテストによれば※3、22.7℃の比較的過ごしやすい外気温でも、直射日光が当たる車内はかなり熱くなります。「外は涼しいから」、「子どもが眠っているから」、「10分、20分で戻るから」と思っても、車内に子どもや高齢者を残すことは大変危険です。たとえ短時間でも車内に残すのはやめましょう。

注記
※1 JAFユーザーテスト「夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?」
※2 子供の安全ネットワーク「埼玉での車内乳幼児死亡事故」
※3 JAFユーザーテスト「車内温度/秋」

2018年01月現在

 

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