[Q]バイク購入時にかかる諸費用と維持費とは?

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[A]購入する際には税金や自賠責保険・登録手数料、名義変更手数料などがかかります。維持費には排気量に応じた軽自動車税のほか、小型二輪自動車なら車検費用がかかります。

  • 乗り出し価格とは、車両本体価格に法定費用や諸費用を加えた値段。
  • 自賠責保険に加え、盗難保険を含めた任意保険への加入も購入前に熟慮。
  • 軽自動車税のほか、251cc以上は車検費用や自動車重量税も維持費に加わる。

購入時は車両本体価格以外に法定費用と諸費用が必要

購入時は車両本体価格以外に法定費用と諸費用が必要

カタログやWEBサイトに記載されているバイクの「車両本体価格」に加えて、実際には諸費用がかかります。バイクを購入する際には税金や自賠責保険などの「法定費用」のほかに、新車の場合はナンバープレートを取得するための登録手数料、中古車の場合であれば名義変更手数料、さらには納車時の整備費用などの「諸費用」がかかります。こうした諸費用を含んだ価格のことを「乗り出し価格」として表記している販売店もあります。また、この諸費用は一律ではありません。メーカーや販売店、さらには排気量に応じてその金額が変わってくるほか、中古車の場合は車両の程度によって整備費用がかさむ場合があります。購入について交渉を始める前に整備費用の概算を確認しておきましょう。

自賠責保険と任意保険

自賠責保険と任意保険

バイクにもクルマと同じように保険が不可欠です。保険には「自賠責(自動車損害賠償責任)保険」と「任意保険」があり、このうち自賠責保険は強制保険ともいわれ、ナンバープレートを取得して公道を走行する際に必要です。自賠責保険は、損害保険会社だけでなく販売店でも加入することができます。自賠責保険の契約は1年間から5年間まで選べ(小型二輪自動車は3年間まで)、長期で契約するほど保険料は安くなります。自賠責保険のうち、原動機付自転車(排気量125ccまで)や軽二輪自動車(排気量126~250ccまで)については、郵便局、インターネットやコンビニエンスストアでも加入できる場合があります。任意保険は強制ではありませんが、もしものことを考慮し、バイクの購入と同時期に加入することをおすすめします。任意保険も自賠責保険と同様に、販売店で取り扱っている場合があります。またバイクは盗難の危険度が高い傾向にあるため、バイクメーカーでは自社の新車購入時に限って加入できる「盗難保険」を用意している場合もあります。

バイクを乗り続けるための維持費とは?

バイクを乗り続けるための維持費とは?

バイクは購入後も所有するために維持費が必要です。維持費には排気量に応じて全車に毎年必ずかかる「軽自動車税」のほか、小型二輪自動車(排気量251cc以上)なら車検ごとに(軽二輪自動車なら新車登録時の1回だけ)必要な「自動車重量税」があります。さらに年払い形式とした自賠責保険や任意保険も毎年支払いが発生します。さらに、販売店などで行うメンテナンス費用も維持費として計上しておくと、良好な整備状態の維持に役立ちます。外観に異常がなくても経年変化による性能低下が生じるため、エンジンオイルやタイヤの交換などが必要であることを覚えておきましょう。

2019年10月現在

 

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