
[A]カタログの数値や名称の組み合わせによって、バイクの特徴をつかむことができます。

- 装備品を選べるオプションカタログを入手して、バイク生活を楽しむ。
- カタログの数値や名称を理解し組み合わせて、バイクの特徴を把握。
- シート高はモデル選びの重要スペックだが、足つき性は試乗して確認。
カタログはどこで入手できるの?

自動車のカタログが販売店舗で入手できるように、バイクのカタログも興味を抱いたバイクを販売している店舗で入手する方法が確実です。その際、バイク本体のカタログだけでなく、そのバイクに装着できるオプション装備用のカタログも併せて入手しておくと、後のバイクライフをより充実させることができます。オプション装備には、その車種専用のバック類や汎用のグリップヒーターなどの用品が揃っています。また、自宅近くに店舗がない場合は、パソコン等でインターネット経由により販売メーカーのWebサイトから必要な車両情報を入手することができ、メーカーによってはカタログの郵送サービスを無償、または有償で受付けてくれるところもあります。
カタログに並んでいる数値や名称の意味は?

カタログにはたくさんの数値や名称が並んでおり、そのひとつひとつに意味があります。たとえば、「エンジン排気量」によって必要な免許証が判断でき、「燃費数値」と「燃料タンク容量」を掛け合わせることで、そのバイクの航続可能距離を概算値で求めることが可能です。さらにエンジンに関する名称では、「単気筒」、「2気筒」というエンジンのシリンダー数のほか、「並列」、「V型」などエンジン種類もわかります。このように数値や名称の組み合わせによって、バイクの特徴をつかむことができます。なお、販売メーカーのWebサイトでは、所有している免許証別に乗車することのできるバイクを紹介しているところもあります。
カタログに記載された数値で大切なところは?

バイクは見た目こそ同じように見えても車両重量が大きく違っている場合があり、また、表記されているエンジンのパワー(馬力)が同じでも、エンジンの種類によって特性が大きく異なる場合があるので注意が必要です。また、別の項目としてカタログ内に「シート高」という項目がありますが、これはシートの一番低い位置から地面に向かって垂直に計測した場合の数値を示しています。一般的には、この数値が低ければ低いほどシートに跨がった際に足が地面に着きやすい(=足つき性が良い)傾向にありますが、シート高が低くても、シート幅がある車両の場合は両足が開いてしまうため足つき性が悪くなることがあります。従って、足つき性はシート高だけで判断するのではなく、実際に車両にまたがってから判断しましょう。
2015年08月現在