[Q]保険会社が行う示談交渉サービスとは、どういった内容ですか?

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[A]現在の任意保険(自家用自動車総合保険や自動車総合保険)の多くに示談交渉サービスが含まれていて、人身事故では、ほとんどの場合、保険会社が直接の交渉相手となります。

  • 被保険者の同意を得て、保険会社が事故相手と賠償内容を交渉する。
  • 任意保険に含まれ、人身事故では保険会社が交渉を進めることが多い。
  • 示談成立後は、事故の概要や示談条件などを記入した示談書を作成。

事故により生じた損害に対して、どのような賠償を行うか…。その具体的な内容を請求する側と支払う側が話し合いで解決することを「示談」と言います。

交通事故を起こしたドライバーは、刑事責任や行政処分に問われるとともに、被害者に与えた損害を賠償することで民事責任を果たさなければなりません。この民事責任に関する争いを話し合いで解決するために示談が行われるわけですが、示談交渉がなかなか進展しない場合には、調停もしくは裁判で解決します。

つまりは、保険会社が被保険者に代わって直接示談交渉を行うサービスを「示談交渉サービス」といいます。現在の任意保険(自家用自動車総合保険や自動車総合保険)の多くに示談交渉サービスが含まれていて、人身事故では、ほとんどの場合、保険会社が直接の交渉相手となります。

この時、保険会社は被保険者に対して保険金支払の責任を負う限度において、被保険者および被害者の同意を得て示談などを進めることになります。示談が成立したあとは、示談書を作成します。保険会社では、示談書の定型のフォームを用意しており、必要項目を記入するだけですが、事故の概要や示談の条件(分割払いなど)などを記入する必要があります。

2013年03月現在

 

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