暑い夏にご注意「車内熱中症」

お知らせ 熊本

2022年06月30日

JAF熊本「肥後っ子のいのちば守るっ隊」を結成!

~第一弾は「車内熱中症」編~

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)熊本支部(支部長 與縄 義昭)は、6月28日、クルマがかかわるさまざまな事故やトラブルを未然に防ぎ、子どもたちの命を守ることを目的とした「肥後っ子のいのちば守るっ隊」を結成しました。

近年、交通事故の発生件数は減少傾向にあるものの、いまだに子どもたちは交通事故やクルマに関するトラブルに巻き込まれ、多くの命が危険にさらされています。これらを鑑み、JAF熊本支部では「クルマを利用する大人から子どもまで、すべての方が不幸になって欲しくない。クルマは生活を楽しく、豊かにするものであって欲しい。」という思いから、本隊の結成へ至ることとなりました。

第一弾として、炎天下の車内に残された乳幼児の死亡事故が毎年繰り返されていることから、お子さまのいらっしゃるドライバーに向けて、専任インストラクターが「車内熱中症の危険性」について、啓発いたします。

【車内熱中症の注意点】(一部をご紹介)
・サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできない。
・気温35℃の炎天下の中、窓を閉め切った状態でエアコンを使用していない車両の車内最高温度は45℃を超える。車体が黒色の場合は、車内温度57℃、ダッシュボードは79℃に達する。
・WBGT(熱中症指数)は、エンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険レベルに達する。

ロードサービス隊員と交通安全インストラクター

JAF熊本「肥後っ子のいのちば守るっ隊」活動概要
■構成メンバー JAF熊本支部全職員37名
■活動内容
・メディア出演による交通事故やクルマのトラブル防止への注意喚起
・子どもから大人までの交通安全講習やイベントによる交通安全教育
・チャイルドシート着用状況調査および啓発活動
・チャイルドシート取り付けアドバイス
・信号機の無い横断歩道停止率調査および啓発活動
・横断歩道マナーアップ運動の展開
・道路危険箇所の調査および改善提案など

お問い合わせ
一般社団法人 日本自動車連盟 熊本支部 推進課 事業係 交通安全担当
〒861-8038 熊本市東区長嶺東6-30-30
Tel:096-380-9200(平日 10:00~17:00)

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