正しい知識で命を守る!防災イベント「水害への備え」を実施しました

お知らせ 福岡

2021年07月13日

正しく知って、備えることから始めよう

JAF福岡支部はロードサービスやクルマに関することを発信しています


2021年6月27日(日)、JAF久留米基地(久留米市)で防災イベント「水害への備え」を実施しました。
本イベントは2020年6月27日に久留米で「観測史上最大の雨量、1時間に92.5ミリ」を記録した日からちょうど一年であることから、今一度水害に備えて正しいクルマの防災知識を広げよう」を合言葉に企画したものです。
当日は近隣住民やJAF会員の方にご来場いただき、クルマが浸水した時の対処方新しい車両浸水防止シートの紹介を中心にさまざまな体験をしていただきました。
全国的に豪雨による被害が出ています。またこれから台風シーズンを迎えます。
いざという時、どうすればいいのか?本イベント内容をぜひ参考にしてください。

■まずは座学とVR(バーチャルリアリティー)体験!
JAFユーザーテスト動画で「水深何cmまでドアは開くのか?」「水没時、何を使えば窓が割れるのか?」を視聴いただき、それについてJAFインストラクターが解説しました。その後、クルマが水没していく様子をVRで体験していただきました。「VRを初めて体験したけど、臨場感がすごかった」、「強い力でも簡単には窓が割れないことに驚いた」という声も。そして「駐車場にクルマが水没してしまう被害は何とかならないか」という声に応えるため、蔵田工業株式会社(本社:福岡市)による「車両浸水防止シート」の紹介をおこないました。初めて聞く防水方法に皆さま興味津々でたくさん質問があがりました。



新人ロードサービス隊員も参加しました

クルマが水没していく様子をVRで体験中

■外で実際にやってみよう!
屋外で「緊急脱出用ハンマー」と「シートベルトカッター」を希望者各1名に体験していただきました。「緊急脱出用ハンマー」はカー用品店やインターネットなどで購入可能です。簡単に窓ガラスを割ることができるもので、当日は女性の方に体験いただきました。傘やヘッドレストでガラスを叩いてカンタンには割れないことを確認いただいた後、緊急脱出用ハンマーでコツンとするとあっという間に粉々に割れてびっくり!
「シートベルトカッター」は、車両浸水などで車体が前方に傾き負荷がかかったり、シートベルトが外れなかった場合にこれで切断するものです。軽い力で引くように切るとこちらもカンタンに切れました。「常備していても、いざという時取り出せなかったら意味ありません!運転席付近に置きましょうね」とインストラクターがアドバイスしました。

傘で思い切りガラスをガンガン!

見事に割れて、カメラに向かって説明しています

シートベルト切断を体験中。スパッと簡単に切れました

■初披露!車両浸水防止シートとは?
大きなビニールにクルマを包んで、浸水防止をするものです。事前に4t散水車でビニール仮設プールに水を溜めクルマを沈め、実演時はプールの水を抜きクルマをプールから出して濡れていない(浸水していない)ことを皆で確認しました。新たな手法を初披露ということでしたが、見事ビニールから出たクルマは濡れておらずその実用性を実感しました。車両浸水防止シートの詳細に関しては、取扱い企業(蔵田工業株式会社)へお問い合わせください。

事前にビニールにクルマを入れます

プールにクルマを入れています(真ん中ビニールの中にクルマがあります)

プールからクルマを出しました!濡れていません

JAFより一言

参加いただいた皆さまからは、「自治区の防災訓練で教えて欲しい」「体験教室という形だったのでとても役立った」との感想をいただきました。
大雨による災害被害は近年顕著化しています。7月3日から8日にかけて九州で記録的な大雨となった「令和2年7月豪雨」では7月3日0時から9日24時までの間、冠水路を走行したことなどによるロードサービス救援要請は、九州で1,097件、福岡県で525件ありました。
特に視界が悪いときは無理をせず、運転をしないというのが一番です。自分自身、また愛車を守るために出来ることから始めましょう。

実験検証「JAFユーザーテスト」
水害以外にも車内温度の上昇テストや強風によるクルマの横転など、さまざまな状況を想定した実験を動画でお伝えしています。