【名古屋市立大学×JAF愛知支部】産学連携活動の報告会を開催しました

お知らせ 愛知

2021年03月09日

コロナ禍でもできる!幼児向け交通安全啓発企画

名古屋市立大学上田研究室(人文社会学部心理教育学科)とJAF愛知支部は、愛知県内の交通事故を減らし、安全なまちづくりに貢献することを目的に、約半年にわたり連携活動をおこなってきました。

この度、「コロナ禍でも、自宅で幼児が自主的に学べる交通安全教材づくり」をテーマに取り組んだ今年度の活動について、3月9日(火)に名古屋市立大学滝子キャンパスにて報告会を開催しました。
上田研究室4年生の学生による、動画教材や反射材シール、迷路など5企画の提案発表がおこなわれました。


報告会の様子


上田研究室4年 井川さん

「動画をみてつくってみよう」

牛乳パックや紙コップといった身近な材料を使って横断歩道、信号機、踏切をつくる過程を紹介した動画です。

子どもの集中力に配慮したテンポの良い動画構成により、楽しく制作できるのはもちろん、身近な交通安全に親しみを持ちながらその役割について学ぶことができます。


上田研究室4年 瀬古さん

「まもるくんとおばけくん」 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で幼稚園・保育園で交通安全を学ぶ機会が減少する中、保育に関する指針に則り、子どもたちにとって身近な存在である絵本を手作りしました。交通ルールを守ることの大切さを、まもるくんとおばけくんによる心温まるストーリーに乗せて啓発しています。


上田研究室4年 三尾さん

「トラックにのってみよう」

トラックに乗ってその視点を体験することで、死角の危険性を理解してもらうことがねらいです。正解を提示するのではなく、適切な行動について自分で考えることを促し、幼児の自発的な学びを引き出します。


反射材シールを紹介する瀬古さん

「光るヘルメットづくり」

自転車用ヘルメットに「自分だけの街を作ろう」をテーマに、くるまやいえ、木など様々な形に切り抜いた反射材を貼って、オリジナルの自転車用ヘルメットを作ります。子どもがなかなかヘルメットを被ってくれないという保育現場での実体験に着想を得て考案され、楽しみながらヘルメットへの愛着を育むことが交通安全につながるという視点を提案していただきました。


迷路の説明をする三尾さん、井川さん

「こうつうあんぜんめいろ」

子どもの年齢を考慮して、かんたん版とむずかしい版の二種類を制作しました。

かんたん版では文字が読めない年齢の子どもでも視覚的に理解できるよう絵のみで構成されています。むずかしい版では幼児の交通事故原因1位の「とびだし」と「自転車」がクイズのテーマになっており、小学校に上がる前に知っておきたい交通ルールが盛り込まれています。


今回プレゼンテーションをおこなった4年生3名からは、社会的制約の多い中での活動や慣れない動画制作に苦労しながらも、実際に教材を使う子どもの姿を想像しながら、課題解決の方法や専攻の学びを社会に役立てる総合力を学べたとの感想をいただきました。

 

本年度の活動を糧に、2021年度も名古屋市立大学とJAF愛知支部は産学連携活動を継続する予定です。学生の柔軟な発想や専門知識を生かした交通安全啓発に今後もぜひご期待ください!


上田研究室のみなさまとJAF担当職員

学生による動画教材のイメージ

信号機や踏切を作ってみよう!
手作り絵本よみきかせ
トラックの運転席からはどう見えるかな?